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テーマ:安全・防災・地域

温暖化・流域治水対策特別委員会 県外調査状況

温暖化・流域治水対策特別委員会 県外調査状況

1月18日、県議会の温暖化・流域治水対策特別委員会において県外調査を行いました。
場所は三重県紀宝町。先の台風12号等による水害について、熊野川流域における現状に
ついて、紀宝町役場及び国土交通省から説明を受け、現地を視察して参りました。
滋賀県において現在議論している、流域治水対策基本方針案の参考にもなる事例として
国及び町と意見交換をいたしました。

この地域における水害は相野谷川の氾濫によるもので、その原因は相野谷川の流末である
熊野川の水位が上がると相野谷川へ逆流するため水位が上がり、水の逃げ道がなくなるため
オーバーフローするというもので、その対策として熊野川と相野谷川合流点に機械式の水門
を設け、調整しています。
この水門には国が巨額の費用を投じ建設したものですが、これは熊野川の水を防ぐためのもの
であり、一定の雨量になると相野谷川自体の水嵩が上がるため、その流域には輪中堤を設け
また地盤の嵩上げも併せて取り組まれていました。

  

しっかりとしたハード整備が行われていましたが、昨今の気象事情ではこうした対策だけでは
十分とは言い切れず、更に防災情報基盤整備やハザードマップの作成などソフト対策も実行し
いかに命を守るか、という取り組みがなされていました。
もちろんこうしたソフト面を行うに当たっては、ハードをしっかりとやっているからこそソフトの
部分が生きてくると言うことでした。特に水門(鮒田水門)や輪中堤は築造が可能な限りの規模で
構築されていたのには驚きました。
併せて、ハードも際限なくできるものではないことから、ソフト対策と両面で実行していく必要性
があるのではないでしょうか。

滋賀県においても、今後の治水対策に大いに役立つ調査でした。

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