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トップページ20116月

テーマ:景気対策・雇用・財政再建

6月定例会が始まりました。

昨日、6月24日から6月定例県議会が始まりました。
先月は臨時会ということで会期も3日間でしたが、この定例会は7月19日までの26日間です。


昨日は議会運営委員会開催後、全員協議会を経て本会議が開会されました。
まず、議員提案による議案説明、質疑、討論が行われ議員報酬の削減提案について採決されました。


私たちの会派は、まず先に行われた統一地方選で公約した議員報酬の20%削減について特例の条例一部改正案を提出しました。これはこの任期4年間の報酬を20%削減するものでこれには一部会派をのぞく多数(35/47)で可決されました。
前期までは1年ごとにこの条例の改正を行っておりましたが、今回4年における在任期間中ということで今までよりは踏み込んだ内容となっています。


また、議員定数について一部会派から単独で10議席削減するとの提案がなされましたが拙速な提案に大多数の議員から疑問の声も上がり、否決されました。
もちろん次回の改選までには、必ず定数の削減については実行することは間違いありませんが何の議論もしないうちに、唐突に出されたのには少し驚きました。


以前から報酬と定数について議員の覚悟の問題と訴えてきた私にとって、この6月定例会でまず報酬の件が実行されることになったのは良かったと思っています。
次は議会改革のひとつでもある定数について、各選挙区に差が出ないようにしっかりと議論しそして定数削減に向けて努力して参ります。

美浜原発の視察に行ってきました。

今日6月14日、自民党滋賀県議団会派として福井県の美浜原発の視察に行ってきました。
10時に県庁を出発し、途中昼食を取り、13時15分に美浜に到着。
原子力PR館にて関西電力から概要の説明を受けて発電所現場を回りました。

 

さすがに9.11テロ以降は厳重な警備が成されているらしく、免許証等による身分確認を済ませ、もちろん携帯電話などの持ち込みは厳禁、ヘルメット着用の上敷地内に入りました。
間近で見る原子炉建屋は見上げるほど大きく、その中に格納容器、そして原子炉圧力容器が入っていました。

 

関西電力の原発は、福島第1原発とは構造的に違う形の原発だそうです。
福島は沸騰水型(BWR)、美浜は加圧水型(PWR)。PWRは安全だと強調しておられましたが、何事も絶対はないと、万全を期して取り組むとの話でした。

 

現在美浜では、1号機と3号機が定期点検中、実働しているのは2号機だけとのこと。
今回の大震災の影響もあってか、敷地内では職員や作業員の方々が大勢おられ、作業や点検に従事しておられました。
説明の際、今回の教訓から23年度中には防波堤など津波対策や地震対策をいち早く実行していくとの話でしたが、私たちの安全のためにも、是非迅速に取り組んでいただきたいとの申し入れをしました。

 

 

その帰る道中に長浜(旧西浅井町)のモニタリングポストに立ち寄りました。放射線測定の観測所です。
今回、県は県内に4カ所あるモニタリングポスト(定点観測)をすべて廃止し、代わりにモニタリングカーの導入をしました。
もちろん移動しての観測の有効性は認めますが、国や電気事業者が滋賀県の場合経費負担しないからと言ってすべてを廃止し、安全をおろそかにしても良いのでしょうか?
少なくとも費用負担については今後も交渉を続けるべきで、その間の空白を作っては住民の安全が担保されません。

 

実際、計測機器を見ますと今の放射線量など一目瞭然で固定の場所にあるわけですから実際自分の目で確かめられるという安心感があります。
今後、この定点観測の必要性も議論しなければならないと思います。

知事との政策懇談会

昨日、6月13日に嘉田知事と私たち会派との政策懇談会が県公館にて行われました。出席者は知事以下副知事、他県の執行部の皆さんです。特に東日本大震災を受け、原子力発電や防災、また県民生活にも関わる案件について活発な議論が行われました。

 

特に行財政改革やエネルギー政策について各議員より質問がありました。中には、県が導入しているドクターヘリについて昨年出動実績が1件もないとの指摘があるなど今後の県政にとって何が必要か、何がもったいないのかをしっかり議論する必要があると感じました。

 

私は、知事から説明があった耐震補強工事の助成や太陽光発電導入助成などに対し、今の制度ではそれぞれが単独で、しかも耐震などは今年度では30万円、太陽光なども市・町と合わせてもわずかな助成では導入を決めるのは難しいとの意見を述べ、例えばソーラーを乗せたくても家の耐震係数が基準に満たなければ意味がないと指摘しました。

 

そうしたことをふまえ、県内の経済も見据えながら積極的に助成し、県内事業者に仕事が回ることで地域経済が少しでも向上するのではないかという考えを申し上げました。

 

その財源については、その場では申し上げませんでしたが、以前から主張している減税や控除といった形ででも対応するようにし、一時的な支出を軽減する方法を考えればいいと思います。もちろん、市・町との連携や協力が必要になることがあればしっかり連携をとって行くべきと考えますが皆さんはいかがでしょうか?

被災地視察、ボランティアに参加して

東日本大震災から3ヶ月が経とうとしています。
この未曾有の大災害は日本国中を深い悲しみに包み、そして自然の恐ろしさを改めて私たちに知らしめました。

 

私は5月23日~24日と仙台・石巻に災害の状況などを視察するために行って参りました。
テレビなどの映像では見ていましたが、予想をはるかに超える惨状にただ唖然とするばかりでした。
特に沿岸部においては大津波の凄まじさ、建物が跡形もなく流され、何でここにこんなものが・・・
と思うような現実に直面し、復旧・復興にはまだまだ時間がかかると実感いたしました。

 

 

そうした状況をふまえて、私と有志の方3名、計4名で6月4日~7日にかけて今度は東松島市へ災害ボランティアに参加してきました。
4日の夜に大津を出発し、5日の朝に東松島市に到着。8時半からボランティアセンターにて受付を済ませ、センターの指示で被災者宅の津波によるヘドロの搬出、家財などの搬出などの作業を行いました。

 

ボランティアは原則午前に2時間午後に2時間で、被災者の方から事前にあった要望に添って作業を進めます。1日目に派遣されたお宅は海岸から約3km入ったお宅でした。
それでも1階部分は半分以上水に浸かったそうです。そこのご主人は後片付けをされている最中に負傷されたため作業ができなくなり、ボランティアを依頼されたとのこと。
その方は震災当日、津波で流されてきた人を屋根の上から毛布などを投げ入れ、6名の方を救出されたと話されていました。

 

 

また2日目の午後から派遣されたお宅は海岸から1kmほどでした。
建物は形は留めているものの、束石は流され床は落ちているし、その状態では住めない状況でした。
そのお宅の要望は、身内の方の位牌をまず探して欲しいとのこと。
ただ、家の中はヘドロに埋まっておりピアノや家具などがまだ残っている状態だったので、まず部屋のヘドロの除去から始めました。
ただ、その中に位牌があるかもしれないので、手でヘドロを土のう袋に入れていくことにしました。
結局はヘドロの除去と家財の運び出しは終わりましたが、2時間という限られた時間、位牌を探すことはできませんでした。非常に心残りでした・・・

 

 

わずか2日間でしたが、大変貴重な経験をいたしました。
また3ヶ月が経ち、ボランティアの方の数も少なくなってきているとのこと。
機会を見つけて是非もう一度現地に行きたいと思っています。ひとりひとりの力はわずかだと思いますが多くの人が関わることで大きな力になると思います。
私たちにできること、それぞれの立場で皆さんにも考えていただけたらと思わずにはいられない今回のボランティアでした。

委員会

議会活動が始まって1ヶ月余りが経ちました。
私の所属委員会は総務・企業常任委員会、そして特別委員会は温暖化・流域治水特別委員会に配属となりました。特別委員会では副委員長を拝命し、昨日正副委員長と執行部で今年度の活動方針等について打合せをいたしました。
特に流域治水については昨年度からの継続事項もあり、その内容を精査した上で今年度の方向性をしっかり定めようと言うことといたしました。

 

また、午後からは総務・企業常任委員会が開催され、総務部、知事直轄、企業庁からの説明を受けそれぞれの予算事項について委員各位から質問や要望等が行われました。
私からは、特に財政について職員の皆さんのコスト意識をより高めていただくこと、また遊休地や未利用地など今以上の積極的活用、また歳入を増やすための検討など「経営」という感覚をより高めていただきたい旨発言いたしました。

 

また、知事直轄組織では危機管理・防災を所管しており、特に今回の大震災を教訓に災害からの被害を未然に防ぐことはもとより、災害発生後の対応について迅速かつ的確に行われるような体制づくりも合わせて要望いたしました。

 

14日には会派で美浜原発の視察を予定しています。
これからも引き続き一生懸命取り組んで参ります。

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プロフィール

目片しんご 写真

  目片信悟
(めかたしんご)
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