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トップページ20115月

テーマ:景気対策・雇用・財政再建

県政概要説明会3

今回は農政水産部です。
目的別歳出では148億円あまり、全体予算での割合は約3%です。これは昨年実績から約15%削減されました。特に国の事業への負担金が大きく減額されています。当然その金額分お金のまわりが悪くなっていると言うことです。

 

農業政策において今一番の関心事はやはりTPPへの参加についてです。
TPPへ参加しますと県内農業においては米が90%、小麦は99%減少するなど、県内農業の損失は約400億円減少すると県では試算しています。
そうした状況をしっかりと認識をしながら、滋賀県の農業を発展させていかなければなりません。
滋賀ブランドの構築、そして情報発信など積極的の展開し、近江米、近江牛をはじめ県内の特産物を世界中に送り出そうではありませんか。
消費者に安心して食してもらえる農産物の生産をしっかり支える努力をこれからもして参ります。

 

将来、我が国も食糧不足や水不足といった問題に直面するといわれています。
食糧自給率という言葉もよく聞くようになりました。今は輸入などで特に不便を感じることはありませんが昔、干ばつの際に米の生産量が落ちたとき、外国から米を輸入したときがありましたね。
そうした際にもし輸入できない状態だったら・・・
あらゆる状況を想定し、その対策を平時から考えておく必要があるのではないでしょうか?

 

そして将来農業を背負って立つ人材の育成と新たに参入できる仕組みも考えていきたいと思います。

 

また琵琶湖の水産事業に対しても農畜産業同様に、琵琶湖ブランドとして事業展開できるように研究、実践していきたいと考えています。

 

以上すごく大まかではありますが、県政の概要についての報告です。

 

今後も私なりに思うこと、また皆さんからの声をお知らせして参りますのでよろしくお願いいたします。

県政概要説明会を終えて 2

引き続き県政概要説明会の第2弾です。

 

今日は健康福祉部から県警本部までをお話ししたいと思います。
健康福祉部は目的別歳出予算で言いますと教育費に次いで予算規模としては大きな部局です。
健康福祉、高齢者福祉、子育て支援、また医療や生活衛生関係など私たちの命や生活環境に大きく関わる仕事をするのがこの部局です。
ここでは不妊治療にかかる費用の助成、また健康増進を目的とし医療費の軽減を図るためのインフラ整備を積極的に他の部局と協働しながら図りたいと考えています。そして社会的にも弱い立場におられる方々が安心して生活できる社会環境を推進して参ります。

 

今年度の予算では特定疾患の治療研究、介護保険給付の県費負担金、そして障害者自立支援にかかる対策費
などが主に編成されています。それに加えて成人病センターなどの病院事業への繰り出しや子育て支援など幅広く手当てされていますが、今後も歳入をにらみながらより充実した社会保障政策を考えなければなりませんね。

 

次に教育委員会です。教育委員会が県の一般会計で占める割合は25.3%、そのうち教職員の給与等経費が約93%となっています。県の総人件費においても教員の占める割合は約7割ということになります。
これは未来の滋賀、いや日本を担う人材育成の為には必要であると思います。ですが、その内容はしっかりと精査していかなければならないと考えています。学力を上げると同時に、家庭や地域社会と連携しながら人を育てるということを忘れてはいけないと思います。
特に今年度は高校再編についてしっかり議論しながら、滋賀県の教育に取り組んで参ります。

 

続いて土木交通部です。
土木交通部に関しては全体予算の中に占める割合は約9%です。主な支出としては道路関連、河川、砂防関係費です。
特に治水対策、そして土石流や地滑り対策については危険箇所をしっかり把握し、早急に対応することが求められると考えます。また県有施設の耐震化も含めて、県民の安全安心のためにも推進して参ります。
それから、予算としてはわずかですがビワイチ自転車ネットワーク整備計画のために400万円が計上されました。
「ビワイチ」というのは琵琶湖をぐるっと一周することを総称して言います。
私も2回ほど琵琶湖を一周しましたが、県の計画ではただ早く琵琶湖を自転車で一周するのではなく、琵琶湖の周辺にある観光地や史跡、名跡を堪能してもらうというものです。老若男女、自転車に乗って滋賀を満喫してもらう為の計画ということですね。これは是非私も積極的に取り組みたいと考えています。

 

そして商工観光労働部。ここは産業振興や中小企業対策、また商店街などの活性化そして観光や国際交流など幅広い部署を管轄している部局です。
私は、これからの滋賀県はこの部局がいかに機能していくかで将来が決まると言っても過言ではないと考えています。
地域経済が活性化しなければ当然税収も上がりませんし、さりとて公共工事頼みのような昔の政策ももはや限界にきています。
今日に至ってはほぼ必要な施設やインフラは整備されていますし、やはり民間活力こそがこれからの日本経済を牽引していくことはもはや周知のことと思っています。
これからは官民一体となった事業推進と海外相手に商売していくことが求められていくと思いますが、皆さんはいかがでしょうか?
特に今、中国などアジアの国々とも事業展開している企業はたくさんあります。また、中国だけでなく他の国々との交流も広げていく必要もあるのではないでしょうか?当然リスクマネージメントしながら近江商人の気概を見せるときだと思います。

 

そして滋賀県として、世界に誇る産業の育成を是非推進していただきたいと思います。

 

最後に県警本部です。県警では安全な街づくりの推進と交通安全対策、そして警察基盤の整備を主要施策としてあげています。
特に、最近は凶悪事件も多く、広域化しています。また振り込め詐欺など高齢者などをターゲットにした犯罪も増えてきました。
犯罪に強い街づくりのためにより一層の防犯対策を求めていきます。
そのためには警察官の増員や交番の整備など、地域と一体となった活動ができる体制作りを推進していかなければなりません。
そうした安全、安心の確保に取り組んで参ります。

 

農政水産部につきましては次回に報告いたします。今日はここまで、よろしくお願いいたします。

県政概要説明会を終えて1

5月16日、17日に県政概要説明受け、今年度の状況や私なりに感じたことをお話しします。

 

まず初日には、総務部、総合政策部、知事直轄組織、琵琶湖環境部、健康福祉部、そして教育委員会の6部局から説明がありました。
2日目には農政水産部、土木交通部、企業庁、病院事業庁、商工観光労働部、そして警察本部から説明を受けました。

 

総務関係では市・町に対する交付金、また私立学校振興対策費、県立大学の運営費の一部補助などが主な支出です。
総合政策部では公共用地の先行取得に関する土地開発公社に対しての貸付金、新駅対策費、びわ湖ホールなどの県有施設の運営費、また文化芸術、歴史などに関する事業費、そして広報活動に関する費用などです。

 

ここでは、県が策定する「滋賀県基本構想」で特に県政経営の基本姿勢について、市・町との協力関係について質問しました。
知事直轄組織においては広報関係費、そして防災・危機管理関連費が計上されています。
ここでは、広報誌「滋賀プラスワン」がどの程度県民に周知されているか、その費用対効果の検証をふまえてより県民に周知する広報活動をお願いいたしました。また、特に消防関連では消防学校への1日体験入学事業を行い、消防団などへの参加を推進するとありましたが、実際は家族、勤め先、また地域参加の度合いによるなどの様々な課題があることを申し伝えました。

 

琵琶湖環境部は水、森林、そして廃棄物、下水道事業などを主とする部署です。
特に今回の震災を受けて新エネルギー議論が活発に行われ、原発について今後のあり方が問われると思います。
県においては、家庭部門においてのCO2削減のため、そして自然エネルギーの利用のために太陽光発電などの導入を積極的に支援するということでした。
ただ、予算規模から言うと、まだまだ支援制度を利用するには足りないと感じますし、他に控除制度を組み合わせて行くことも考えていけばいいと思いますが、皆さんはいかがでしょうか?

 

いずれにしても未来の子どもたちに対する責任が私たちにはあります。しっかりと考えていきたいと思いますし、特にこの事業には市場を活性化して景気対策になりうる可能性が大いにあると考えています。
そうした観点からも、私なりに発言していきたいと考えています。

 

今日のところはこの辺で、また順次お知らせしていきます。
よろしくお願いいたします。

2011年度の滋賀県政の概要についての説明会がありました。

今日、明日と2011年度の滋賀県の主な政策について各部局から説明会が開催されます。
全議員を対象に、それぞれの部局が今年度執行される予算の概要等を説明されました。
本日は総務部を皮切りに教育委員会まで6つの部局から話をされ、議員からも熱心な質疑等
行われました。
ただ、それぞれ1時間の時間という制約もあり、少々時間に追われたとの感は否めませんが
2011年度の予算について理解が一層深まったと感じています。私も2~3質問もいたしました。

明日も引き続き説明会が開催されます。
各部局からの説明をしっかり聞いて、また皆さんにご報告いたします。

滋賀県議会臨時会開催!

本日、5月10日滋賀県議会臨時会が開催されました。
臨時会に先立ち、全員協議会が開催され、提案される議案について説明がありその後、直ちに本会議が開催されました。

 

私の座席番号は2番。はじめて議場に入り、大変緊張しました。責任の重さとまた期待感とが交差する
何とも表現しがたい心境の中、席に着かせていただきました。
座って感じたのは、机が小さいのと座席の間隔の狭さでした。。。
議事の中で議長選出、副議長選出の際、投票を行いますが中央の投票箱まで行って投票をします。
その時に席を立っていくわけですが、お隣との間隔が狭いので非常に出入りがしにくいなと感じました。

 

それはさておき、議長、副議長選出が終わった後に特別委員会設置の議案、各常任、特別委員会の委員選出そして補正予算案の提案、監査委員の選任など本臨時会に上程される議案が説明、一部承認が行われました。
補正予算案につきましては12日の本会議で各会は代表質問の後、採決される予定です。
今回の補正は東日本大震災においての経費負担に関するものが審議されます。

 

県議会議員として、まだまだ1年生ではありますが今のこの気持ちを忘れることなく、しっかりと頑張って参ります。
皆様方の厳しくも温かいご指導をこれからもよろしくお願い申し上げます。

会派会議にて

5月9日、翌日の滋賀県議会臨時会開会にあたり会派会議とその後に1期生議員11人が議会事務局を招き勉強会を行いました。

 

会派会議では議長、副議長選出と各常任委員会、また特別委員会の人選等について話し合われました。
また、今後の議会運営において様々な意見が出されましたが、やはり県民の意志にそった議会運営と議論をしていくということが大切であると思いました。
特にわが会派は単独で過半数を持つことから、決して数におごるというのではなくしっかりとした議論と思いの中で進めていく必要があると考えています。
地方議会は皆さんもご存じのように二元代表制です。議会はしっかりとチェック機能を果たすことはもちろんのこと執行部提案に対しても時として対案が出せるようにしておかなければいけません。
何でも賛成、何でも反対では議員の資質も問われます。議会改革、すなわち二元代表制の名に恥じない議員活動を目指して参ります。

 

その中で、やはりまず取り組まなければならないのは議員報酬、定数削減の問題です。
会派ではこの問題を政調会で議論すると言うことになりましたが、すぐにするのかしないのか、皆さんも注目してください。

 

その後の1期生勉強会では11人全員が参加し、県議会の仕組みや運営等について約2時間説明を聞き、質疑などを行いました。
新人議員の中では政治経験がある人もない人も、県議会を良くしていきたい、また県民の思いを伝えたいと意気込む人ばかり
ですので、私も負けないように取り組んで参ります。

滋賀県腎臓病患者福祉協会の総会に参加しました。

去る5月8日、(社)滋賀県腎臓病患者福祉協会の通常総会が開催され、参加いたしました。
実は私には人工透析をしている親戚がおり、そうしたご縁で今回初めて総会に出席をいたしました。

 

聞くところによりますと、30数年前までは透析をされる患者さんは1万5千人に1人であったのが現在は6~700人に1人と、非常に増加しているそうです。
また腎臓移植のこともあり、コーディネーターの配置を含めて国、県、市・町等に対し協会としても要望、陳情など積極的に展開されておられます。
私もまだまだ勉強不足のところもたくさんありますが、実際に身近にそうした人がいて、話や状況を見聞きしますとやはり少しでも力になりたいと思います。
身体的、また社会的に弱者といわれる方々に光が当たり、少しでも安心して生活ができるように政治は取り組んでいかなければと感じました。

5月4日  スポーツ拳法演武祭に行きました。

連休に入った5月4日、スポーツ拳法連盟主催の演武祭に招待され、行ってきました。
以前に、稽古をされている会場には何度かお邪魔し、拳士の皆さんの熱心な稽古を拝見しましたがこの演武祭は、大津市内各地の道場から皇子が丘体育館に一同に会し、それまでの成果を披露される大会でそれぞれ年齢や性別にかかわらず日頃の稽古の素晴らしさを拝見することが出来ました。

 

スポーツ拳法は相手を傷つけるというものでなく、あくまでも自己修練を目的とし、尚かつ自身を守るためのものであるとお聞きし、なるほど拳士の皆さんの姿勢を見ても大変礼儀正しく、また力強さを感じた次第です。
これからの人間形成において体力的なことはもとより、内面を磨くことが私たちに求められているのではないかと、自身を振り返りながら感じました。
特に、幼児の皆さんから小学生、また中学生の凜とした姿に、これからの滋賀県にとって必要とされ、また活躍してくれると、頼もしく感じたのは私だけではなかったと思います。

 

こうした活動を通じて成長され、ひとりでも多くの方々がこの滋賀県で活躍していただきたいと思いました。
皆さんにもぜひ来年の演武会をご覧いただきたいと思いますし、またスポーツ拳法に興味を持っていただければと思います。

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