テーマ:環境・文化
2012年6月26日
7月2日 一般質問です。
投稿者:目片信悟 テーマ:災害に強い交通インフラ、ライフラインの整備 コメントはまだありません
2012年6月20日
2012年度 6月定例会が開会しました。
投稿者:目片信悟 テーマ:その他の話題 全般 コメントはまだありません
2012年6月16日
滋賀県のインフラ整備
投稿者:目片信悟 テーマ:災害に強い交通インフラ、ライフラインの整備 コメントはまだありません
すでに新聞報道等でも報じられているとおり、今年度の滋賀県における道路財源について
国に対して要求した額の39%しか内示がおりなかったということはご存じだと思います。
これについては、当局においてもその不手際については認めているところですが、ことは
重大です。このままだと現在進行している道路関連工事がストップしてしまう事態になる
ということで、他の交付金からの流用でひとまず止まるということは回避できる見込みです。
そもそもこうしたこと、つまり道路だけに限らず予算編成をする際にその財源について
しっかり担保を取っておかなければならないということは初歩、基本だと考えます。
「取らぬ狸の皮算用」であってはならないのではないでしょうか。
県の歳入において自主財源はもちろんですが、国からの交付金についてはいかにその額を
より確保していくかが政治家としてやるべき仕事でもあります。今の税制度を考えても
いくら地方分権、権限と財源の委譲が進んだとしても現在の制度の中でより好条件での
交渉が言い方を変えれば経営的感覚だと思います。
こうした状況を変えるべく、私も政調会の一員として東京へ調査と要望に行ってきましたが、
特に国土交通省において担当者から実情を聞けば聞くほど知事以下滋賀県のロビー活動が
お粗末だったか思い知らされました。もちろん県の担当者は一生懸命予算確保のために
行動していたと思いますが、結果が伴わないと困るのは県民です。
ちなみに、同じ近畿の知事さんは良く来られましたよ・・・その際にしっかり情報交換が
出来た。その後の交渉もスムーズに行えた。と国交省の担当者が言っていました。
民間営業もそうだが、とことん食らいついて有利な条件を引き出し、数字として結果を
残すために、私たちも何が出来るのかを常に考えながら行動していきたいと考えています。
ちなみに、これについては谷畑滋賀県市長会会長が私のFBに詳しく解説していただいてます。
2012年6月16日
原子力防災とエネルギーについて
投稿者:目片信悟 テーマ:新しい形の事業の推進 コメントはまだありません
関西電力 大飯原発3号機、4号機の再稼働について県議会では2月定例会や4月臨時会
において、再稼働については慎重に判断すべきとの意見書を採択いたしましたが、夏を間近
に迎え、再起動について風雲急を告げるかのように慌ただしくなってきました。
今日にも政府が再稼働について判断するとの報道もありました。
さて、この原発問題については昨年の東日本大震災における福島第1発電所の事故をうけ、
電気を含めエネルギー政策について見直すべしとの国民的議論が沸き起こりましたが、現在
では再稼働するや否や、という議論ばかりが報じられている感が否めません。
もちろん議会でも慎重に判断すべきと議決したわけですから、その事について早急な結論には
違和感を覚えます。
今さらに嘉田知事はじめ関西広域連合の豹変について言うべきことはありませんが、少なくとも
1年前から原子力に変わる代替エネルギー、いわゆる再生可能エネルギーを強力に推進導入する
ことについては滋賀県も認識していたわけですが具体的に即効性のある政策を打ってこなかった
ことは確かです。特に太陽光の普及について今年度わずかばかりに助成の増額を決定はしました
が、もう少しスピードを上げて各家庭に導入を促すにはインパクトがなかったですし、また水力
発電については小水力を中心としたあまり意味のない、つまり発電容量が少なく原発に変わる
ものには大凡なりにくい発電方法を主張したりで、本当に知事の言う「卒原発」がなし得るのか
疑問に思います。
原発稼働中の事故については大いに不安を覚えるところではありますが、そもそも危険な核燃料
については稼働していなくても存在するわけですから、これをどうするのかということと、それ
に変わるエネルギーをどう確保していくのかということを早急に進めていくべきだと考えます。
特に滋賀県においては電気についてほとんどが他府県から供給してもらっていますので、電気の
地産地消、我が県で作り消費する仕組みを一刻も早く構築しなければと思います。
諸条件を考えますと地熱発電や風力発電は地政学的にも気象条件においても難しいでしょうし
やはり考えられるのは、太陽光発電、大規模水力発電、そして火力発電だと考えます。
特に安定的に供給できるとするなら化石燃料を使わない、且つ安定的に供給できる燃料を用いた
発電が望ましいと考えます。
滋賀県の産業については、エネルギー確保の如何によっては県産業の衰退や他府県への流失は
必至です。これは昨年の震災以来、また関東での計画停電などによっても今年の夏は大変だという
ことはわかっていたことですから、滋賀県が空洞化しないように早く手を打つべきです。
とにかく今からでも始められることはすぐに始める。しっかりと優先順位を決め迅速に取り組んで
いくように、私は主張していきたいと考えています。
産業界が大変、というだけの問題ではなく、それによって税収の落ち込みや雇用不安、そして県民
サービスの低下など回り回って私たちの生活に大きな影響を及ぼす前に、そうしたことを回避する
ための知識と経験を駆使し、決断し実行していくよう取り組んで参ります。
目片信悟
(めかたしんご)
詳細プロフィール
- 滋賀県議会議員
- ・常任委員会:総務・企業常任委員会
- ・議会運営委員会:議会運営委員会