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トップページ20126月

テーマ:環境・文化

7月2日 一般質問です。

先の代表質問に続き、いよいよ明日から一般質問が始まります。今議会では、25名が質問に立ちます。私はタイトルにもあるように、7月2日 4日目の4番バッターとして登壇いたします。 今回は昨年の東日本大震災を受けて、県有施設及び市町の避難所になると考えられる施設の液状化対策と耐震も含めた対策、また原子力災害を想定した上で、UPZ区域にはいる住民の皆さんの避難を考え、湖上輸送を想定している中で港湾の耐震性や安全性について、また県行政経営に対する知事の姿勢や考え方について一問一答方式で質問いたします。 特に原子力災害に関しては、当初より知事は再稼働については一貫して反対をしてこられましたが、最終的には稼働に同意をされました。県議会でも再稼動には慎重であるべきとの意見書を採択し、足並みをそろえてこの原発については取り組んできたわけですが、ここへきて知事が翻意されたことは残念でなりません。ただ、原発そのものは存在するわけですから、しっかりとその対策についてはあらゆる想定をした上で対応しなければならないと思います。こうした観点から、今回は湖上輸送において利用する港湾の安全性について当局の見解を求めたいと考えています。 1年が経ち、質問も過去3回行ってきましたが、相変わらず当局のと事前打ち合わせではイライラする場面が多いです(^^;; もっと大胆に、思い切った発想で考えてもらいたいと願うのは私だけではないと思いますが… これでは旧態依然とした組織、また考え方だと実感してます。民間企業はこんなもんじゃないよ、と何度言ったかしれません(ーー;) でも言い続けるしかないと思い、ガンガン言い続けて参ります(^^)

2012年度 6月定例会が開会しました。

6月19日 定例会が開会しました。議会運営委員会、全員協議会の後に本会議が開かれ、知事から提案説明が行われました。 補正予算案、条例改正案が上程され、22日の代表質問を皮切りに論戦が始まります。代表質問の中では私が担当したものもあり、今後の県政運営について特に滋賀の未来戦略、総合政策について当局の姿勢を質します。 この1年を振り返り、141万県民の為の県政と事あるごとに発言されてきた知事ですが、その県政運営に批判的な意見も少なくないと実感しました。特に県政経営という表現を用いられることがありますが、企業経営を経験し且つ失敗も経験した私としては、このままでは破綻するのでは…と思うことがあります。短期的課題と長期展望、そしてその為の財源確保と効果的な投資を具体的に且つ迅速に行うことが大事であると考えます。政策の好き嫌いではなく、的確な判断とスピーディーな実行が求められる時代だからこそ私たち議会もしっかりと議論して参ります。 決して対立ではなく、それこそ141万県民の為に知事にはぜひ対話をしてもらいたいと願うばかりです。

滋賀県のインフラ整備

すでに新聞報道等でも報じられているとおり、今年度の滋賀県における道路財源について
国に対して要求した額の39%しか内示がおりなかったということはご存じだと思います。
これについては、当局においてもその不手際については認めているところですが、ことは
重大です。このままだと現在進行している道路関連工事がストップしてしまう事態になる
ということで、他の交付金からの流用でひとまず止まるということは回避できる見込みです。

そもそもこうしたこと、つまり道路だけに限らず予算編成をする際にその財源について
しっかり担保を取っておかなければならないということは初歩、基本だと考えます。
「取らぬ狸の皮算用」であってはならないのではないでしょうか。
県の歳入において自主財源はもちろんですが、国からの交付金についてはいかにその額を
より確保していくかが政治家としてやるべき仕事でもあります。今の税制度を考えても
いくら地方分権、権限と財源の委譲が進んだとしても現在の制度の中でより好条件での
交渉が言い方を変えれば経営的感覚だと思います。

こうした状況を変えるべく、私も政調会の一員として東京へ調査と要望に行ってきましたが、
特に国土交通省において担当者から実情を聞けば聞くほど知事以下滋賀県のロビー活動が
お粗末だったか思い知らされました。もちろん県の担当者は一生懸命予算確保のために
行動していたと思いますが、結果が伴わないと困るのは県民です。

ちなみに、同じ近畿の知事さんは良く来られましたよ・・・その際にしっかり情報交換が
出来た。その後の交渉もスムーズに行えた。と国交省の担当者が言っていました。
民間営業もそうだが、とことん食らいついて有利な条件を引き出し、数字として結果を
残すために、私たちも何が出来るのかを常に考えながら行動していきたいと考えています。

ちなみに、これについては谷畑滋賀県市長会会長が私のFBに詳しく解説していただいてます。

 

原子力防災とエネルギーについて

関西電力 大飯原発3号機、4号機の再稼働について県議会では2月定例会や4月臨時会
において、再稼働については慎重に判断すべきとの意見書を採択いたしましたが、夏を間近
に迎え、再起動について風雲急を告げるかのように慌ただしくなってきました。
今日にも政府が再稼働について判断するとの報道もありました。
さて、この原発問題については昨年の東日本大震災における福島第1発電所の事故をうけ、
電気を含めエネルギー政策について見直すべしとの国民的議論が沸き起こりましたが、現在
では再稼働するや否や、という議論ばかりが報じられている感が否めません。
もちろん議会でも慎重に判断すべきと議決したわけですから、その事について早急な結論には
違和感を覚えます。
今さらに嘉田知事はじめ関西広域連合の豹変について言うべきことはありませんが、少なくとも
1年前から原子力に変わる代替エネルギー、いわゆる再生可能エネルギーを強力に推進導入する
ことについては滋賀県も認識していたわけですが具体的に即効性のある政策を打ってこなかった
ことは確かです。特に太陽光の普及について今年度わずかばかりに助成の増額を決定はしました
が、もう少しスピードを上げて各家庭に導入を促すにはインパクトがなかったですし、また水力
発電については小水力を中心としたあまり意味のない、つまり発電容量が少なく原発に変わる
ものには大凡なりにくい発電方法を主張したりで、本当に知事の言う「卒原発」がなし得るのか
疑問に思います。
原発稼働中の事故については大いに不安を覚えるところではありますが、そもそも危険な核燃料
については稼働していなくても存在するわけですから、これをどうするのかということと、それ
に変わるエネルギーをどう確保していくのかということを早急に進めていくべきだと考えます。

特に滋賀県においては電気についてほとんどが他府県から供給してもらっていますので、電気の
地産地消、我が県で作り消費する仕組みを一刻も早く構築しなければと思います。
諸条件を考えますと地熱発電や風力発電は地政学的にも気象条件においても難しいでしょうし
やはり考えられるのは、太陽光発電、大規模水力発電、そして火力発電だと考えます。
特に安定的に供給できるとするなら化石燃料を使わない、且つ安定的に供給できる燃料を用いた
発電が望ましいと考えます。
滋賀県の産業については、エネルギー確保の如何によっては県産業の衰退や他府県への流失は
必至です。これは昨年の震災以来、また関東での計画停電などによっても今年の夏は大変だという
ことはわかっていたことですから、滋賀県が空洞化しないように早く手を打つべきです。
とにかく今からでも始められることはすぐに始める。しっかりと優先順位を決め迅速に取り組んで
いくように、私は主張していきたいと考えています。

産業界が大変、というだけの問題ではなく、それによって税収の落ち込みや雇用不安、そして県民
サービスの低下など回り回って私たちの生活に大きな影響を及ぼす前に、そうしたことを回避する
ための知識と経験を駆使し、決断し実行していくよう取り組んで参ります。

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プロフィール

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  目片信悟
(めかたしんご)
詳細プロフィール

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