テーマ:景気対策・雇用・財政再建
県政概要説明会3
2011年5月29日
県政概要説明会3
投稿者:目片信悟 テーマ:独自産業の育成と雇用拡大の実現 コメントはまだありません
今回は農政水産部です。
目的別歳出では148億円あまり、全体予算での割合は約3%です。これは昨年実績から約15%削減されました。特に国の事業への負担金が大きく減額されています。当然その金額分お金のまわりが悪くなっていると言うことです。
農業政策において今一番の関心事はやはりTPPへの参加についてです。
TPPへ参加しますと県内農業においては米が90%、小麦は99%減少するなど、県内農業の損失は約400億円減少すると県では試算しています。
そうした状況をしっかりと認識をしながら、滋賀県の農業を発展させていかなければなりません。
滋賀ブランドの構築、そして情報発信など積極的の展開し、近江米、近江牛をはじめ県内の特産物を世界中に送り出そうではありませんか。
消費者に安心して食してもらえる農産物の生産をしっかり支える努力をこれからもして参ります。
将来、我が国も食糧不足や水不足といった問題に直面するといわれています。
食糧自給率という言葉もよく聞くようになりました。今は輸入などで特に不便を感じることはありませんが昔、干ばつの際に米の生産量が落ちたとき、外国から米を輸入したときがありましたね。
そうした際にもし輸入できない状態だったら・・・
あらゆる状況を想定し、その対策を平時から考えておく必要があるのではないでしょうか?
そして将来農業を背負って立つ人材の育成と新たに参入できる仕組みも考えていきたいと思います。
また琵琶湖の水産事業に対しても農畜産業同様に、琵琶湖ブランドとして事業展開できるように研究、実践していきたいと考えています。
以上すごく大まかではありますが、県政の概要についての報告です。
今後も私なりに思うこと、また皆さんからの声をお知らせして参りますのでよろしくお願いいたします。
目片信悟
(めかたしんご)
詳細プロフィール
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