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テーマ:景気対策・雇用・財政再建

6月定例会 一般質問いたしました。

 

また暑い夏がやってきました。
6月定例会も気候に負けず熱い議論が展開されました。
特に、エネルギー対策や節電については原発の再稼働問題もあり
各会派ともこの問題については大変熱心に質疑を行いました。

県の取組として、今夏の節電対策について7月・8月における
節電目標を15%に設定し、庁内の節電対策として電力需要ピークと
なる13時~16時には天井照明を全消灯し、その代わりに各職員
1人ずつにLED卓上スタンドを配置する対策をとるということでした。

その数は2000台、金額にして1500万円をそのLEDスタンドを
購入するための代金として補正予算を提案されました。
確かに、早急な対応をするための方法としてはそれもひとつの考え方
だとは思いますが、大飯原発が再稼働し電力供給が当初より改善された
状況の中で、県民への目標値として10%をお願いしている訳ですから
県も昨年度並みの節電対策で10%をクリアーしていることを考えると
この補正予算は果たして「もったいなくはないのか?」という気がして
なりません。
こうした議論を積み重ね、結果的にはLEDスタンドの購入は1000台
となり、残りの予算については天井照明のLED化を進めるということに
なりました。もちろん9月定例会においても引き続き節電対策として
補正予算を組んでのLED化が提案されるものと考えています。

エネルギー問題については私自身も原発に頼らない対策が必要だと
思っています。とするならばエネルギーの地産地消とよく言われるように
「どのような方法」で、「誰」が電気をはじめとするエネルギーを作る
のか、その対策をしっかりと示していかなければこの問題は解決しない
と考えます。
太陽光なのか風力なのか、また水力なのか火力なのか、私たちが必要とする
総エネルギー量を考えた上で、その方向性をしっかりと出さなければ意味が
ないと考えますが、皆さんはいかがでしょうか。
小水力や今の太陽光の普及状態ではとても地産地消とは言えず、他県等に
頼らざるを得ない状況だと思います。より一層の太陽光発電の普及、また
低炭素での火力発電、そして大規模な水力発電など「原子力」に代わるもの
を考え、私たちもその選択しなければならない時にきていると考えています。

7月2日 一般質問です。

先の代表質問に続き、いよいよ明日から一般質問が始まります。今議会では、25名が質問に立ちます。私はタイトルにもあるように、7月2日 4日目の4番バッターとして登壇いたします。 今回は昨年の東日本大震災を受けて、県有施設及び市町の避難所になると考えられる施設の液状化対策と耐震も含めた対策、また原子力災害を想定した上で、UPZ区域にはいる住民の皆さんの避難を考え、湖上輸送を想定している中で港湾の耐震性や安全性について、また県行政経営に対する知事の姿勢や考え方について一問一答方式で質問いたします。 特に原子力災害に関しては、当初より知事は再稼働については一貫して反対をしてこられましたが、最終的には稼働に同意をされました。県議会でも再稼動には慎重であるべきとの意見書を採択し、足並みをそろえてこの原発については取り組んできたわけですが、ここへきて知事が翻意されたことは残念でなりません。ただ、原発そのものは存在するわけですから、しっかりとその対策についてはあらゆる想定をした上で対応しなければならないと思います。こうした観点から、今回は湖上輸送において利用する港湾の安全性について当局の見解を求めたいと考えています。 1年が経ち、質問も過去3回行ってきましたが、相変わらず当局のと事前打ち合わせではイライラする場面が多いです(^^;; もっと大胆に、思い切った発想で考えてもらいたいと願うのは私だけではないと思いますが… これでは旧態依然とした組織、また考え方だと実感してます。民間企業はこんなもんじゃないよ、と何度言ったかしれません(ーー;) でも言い続けるしかないと思い、ガンガン言い続けて参ります(^^)

2012年度 6月定例会が開会しました。

6月19日 定例会が開会しました。議会運営委員会、全員協議会の後に本会議が開かれ、知事から提案説明が行われました。 補正予算案、条例改正案が上程され、22日の代表質問を皮切りに論戦が始まります。代表質問の中では私が担当したものもあり、今後の県政運営について特に滋賀の未来戦略、総合政策について当局の姿勢を質します。 この1年を振り返り、141万県民の為の県政と事あるごとに発言されてきた知事ですが、その県政運営に批判的な意見も少なくないと実感しました。特に県政経営という表現を用いられることがありますが、企業経営を経験し且つ失敗も経験した私としては、このままでは破綻するのでは…と思うことがあります。短期的課題と長期展望、そしてその為の財源確保と効果的な投資を具体的に且つ迅速に行うことが大事であると考えます。政策の好き嫌いではなく、的確な判断とスピーディーな実行が求められる時代だからこそ私たち議会もしっかりと議論して参ります。 決して対立ではなく、それこそ141万県民の為に知事にはぜひ対話をしてもらいたいと願うばかりです。

滋賀県のインフラ整備

すでに新聞報道等でも報じられているとおり、今年度の滋賀県における道路財源について
国に対して要求した額の39%しか内示がおりなかったということはご存じだと思います。
これについては、当局においてもその不手際については認めているところですが、ことは
重大です。このままだと現在進行している道路関連工事がストップしてしまう事態になる
ということで、他の交付金からの流用でひとまず止まるということは回避できる見込みです。

そもそもこうしたこと、つまり道路だけに限らず予算編成をする際にその財源について
しっかり担保を取っておかなければならないということは初歩、基本だと考えます。
「取らぬ狸の皮算用」であってはならないのではないでしょうか。
県の歳入において自主財源はもちろんですが、国からの交付金についてはいかにその額を
より確保していくかが政治家としてやるべき仕事でもあります。今の税制度を考えても
いくら地方分権、権限と財源の委譲が進んだとしても現在の制度の中でより好条件での
交渉が言い方を変えれば経営的感覚だと思います。

こうした状況を変えるべく、私も政調会の一員として東京へ調査と要望に行ってきましたが、
特に国土交通省において担当者から実情を聞けば聞くほど知事以下滋賀県のロビー活動が
お粗末だったか思い知らされました。もちろん県の担当者は一生懸命予算確保のために
行動していたと思いますが、結果が伴わないと困るのは県民です。

ちなみに、同じ近畿の知事さんは良く来られましたよ・・・その際にしっかり情報交換が
出来た。その後の交渉もスムーズに行えた。と国交省の担当者が言っていました。
民間営業もそうだが、とことん食らいついて有利な条件を引き出し、数字として結果を
残すために、私たちも何が出来るのかを常に考えながら行動していきたいと考えています。

ちなみに、これについては谷畑滋賀県市長会会長が私のFBに詳しく解説していただいてます。

 

原子力防災とエネルギーについて

関西電力 大飯原発3号機、4号機の再稼働について県議会では2月定例会や4月臨時会
において、再稼働については慎重に判断すべきとの意見書を採択いたしましたが、夏を間近
に迎え、再起動について風雲急を告げるかのように慌ただしくなってきました。
今日にも政府が再稼働について判断するとの報道もありました。
さて、この原発問題については昨年の東日本大震災における福島第1発電所の事故をうけ、
電気を含めエネルギー政策について見直すべしとの国民的議論が沸き起こりましたが、現在
では再稼働するや否や、という議論ばかりが報じられている感が否めません。
もちろん議会でも慎重に判断すべきと議決したわけですから、その事について早急な結論には
違和感を覚えます。
今さらに嘉田知事はじめ関西広域連合の豹変について言うべきことはありませんが、少なくとも
1年前から原子力に変わる代替エネルギー、いわゆる再生可能エネルギーを強力に推進導入する
ことについては滋賀県も認識していたわけですが具体的に即効性のある政策を打ってこなかった
ことは確かです。特に太陽光の普及について今年度わずかばかりに助成の増額を決定はしました
が、もう少しスピードを上げて各家庭に導入を促すにはインパクトがなかったですし、また水力
発電については小水力を中心としたあまり意味のない、つまり発電容量が少なく原発に変わる
ものには大凡なりにくい発電方法を主張したりで、本当に知事の言う「卒原発」がなし得るのか
疑問に思います。
原発稼働中の事故については大いに不安を覚えるところではありますが、そもそも危険な核燃料
については稼働していなくても存在するわけですから、これをどうするのかということと、それ
に変わるエネルギーをどう確保していくのかということを早急に進めていくべきだと考えます。

特に滋賀県においては電気についてほとんどが他府県から供給してもらっていますので、電気の
地産地消、我が県で作り消費する仕組みを一刻も早く構築しなければと思います。
諸条件を考えますと地熱発電や風力発電は地政学的にも気象条件においても難しいでしょうし
やはり考えられるのは、太陽光発電、大規模水力発電、そして火力発電だと考えます。
特に安定的に供給できるとするなら化石燃料を使わない、且つ安定的に供給できる燃料を用いた
発電が望ましいと考えます。
滋賀県の産業については、エネルギー確保の如何によっては県産業の衰退や他府県への流失は
必至です。これは昨年の震災以来、また関東での計画停電などによっても今年の夏は大変だという
ことはわかっていたことですから、滋賀県が空洞化しないように早く手を打つべきです。
とにかく今からでも始められることはすぐに始める。しっかりと優先順位を決め迅速に取り組んで
いくように、私は主張していきたいと考えています。

産業界が大変、というだけの問題ではなく、それによって税収の落ち込みや雇用不安、そして県民
サービスの低下など回り回って私たちの生活に大きな影響を及ぼす前に、そうしたことを回避する
ための知識と経験を駆使し、決断し実行していくよう取り組んで参ります。

しっかり考えて素早く実行!

先日、もう税金は払わない!というタイトルでお叱りのメールをいただきました。議員定数は大阪府より多い!議員報酬は名古屋市より多い!そんな者に財政再建を語る資格はない!ということでした。確かに日本全国の一番厳しい条件と比較するとそうかもしれません。そう言ったご批判をしっかり受け止めて考えていかなければなりませんね。 反面、歳出だけを議論しても歳入を増やさなければ収支バランスが取れません。今後、今のまま何もしなかったら飛躍的に歳入が増えることは考えにくいと思います。いかなるサービスも財源があってはじめて提供できるものです。また、立場が変われば必要なサービスも変わるのが当然ですし、ある人には必要であっても別の人には無駄に見えることもしばしばです。 偏ることがないように、また未来を見据えた議論もきちんとしていかなければならないと考えています。目の前の問題、そして将来の問題も見据えていくことが大切だと思います。様々なお考えをしっかり聞き、反映するべきものはしっかり反映して行きたいと考えています。 ぜひ、厳しいご意見をよろしくお願いいたします。 いよいよ明後日から委員会活動も本格化して行きます。また来月には定例会も始まります。そろそろ質問について考えなければいけませんね(^^;;

本日、無事臨時会が終わりました。

本日、滋賀県議会臨時会が開催され、議長に佐野高典氏、そして副議長に山田和廣氏が選出されました。また監査委員には宇賀武氏が承認され、いよいよ24年度の滋賀県議会が実質スタートしました。 また常任委員会、特別委員会においてもそれぞれ議員が配属され、私は政策・土木常任委員会と行財政対策特別委員会に決まりました。昨年度とは違う委員会ですが、新たな気持ちでこの1年を全力で取り組む覚悟です。 昨年度には、地域手当問題に象徴されるように財政再建が滋賀県においても解決すべき大きな問題の一つとしてあります。こうした課題をしっかりと議論し、改革すべきは恐れることなく取り組んでまいります。特に、歳入を増やすための政策については常任委員会で徹底的にやりたいと思っています。今のまま、何もせずにただ歳出削減だけを議論しても、将来に必ずそのツケが回るのは必定だと考えます。 入りを増やす、これは行政の理屈だけでは決して進まないと思いますので、批判も覚悟の上であらゆる可能性を探り、将来に向けた投資ができる環境を作るのが私の役目と考え、ひたすらに頑張ってまいりますので皆さんからもいろいろご意見がいただければ嬉しいです。 よろしくお願いいたします!

無事に県政報告会終わりました。

昨日11時から、県政報告会を開催致しました。 1年が経ち、議会の流れや県政の課題、また今後県民の皆さんにとって大変重要な政策などについて、私なりの考えや方向性について約45分間という短い時間ではありましたがお話させていただきました。 特に高校再編や流域治水対策基本方針、また行財政改革の一環として職員給与の問題については県当局と真っ向から議論を戦わせました。 また県議会においてはいち早く、議員報酬の20%カットを行い、更に3年後の改選に向けて議員定数の削減に取り組むことになっております。先に述べた職員給与については知事の再議によって実質給与の引き上げが行われましたが、議員自ら身を切る覚悟をさらに見せないと、私たちの主張も県民の皆さんの理解が得られないと考えています。 財政の健全化は急務であります。ただ、必要な投資を削ってばかりでは今は良くても、今の子どもたちやこれから生まれてくる子どもたちにそのツケが回るのは間違いありません。その責任を負う知事をはじめとする政策責任者はその時には存在しないのです。 それは私たち議会の人間も同じであるという事は言うまでもありません。だからこそ私は大切なお金の使い道を、企業人として学んだ経験で持って県政に活かしたいと考えております。社会保障や防災、また教育や必要インフラの整備など、どれもお金が必要です。そのお金をどうやって確保するか、そこを追求しないと私たちが必要としているものを削られてしまうのです。言いかえれば、我慢しなければいけないことが増えるということです。それを誰が被るのか、言うまでもなく県民の皆さんなんです。 そうならない為に、みんなで知恵を出し、また協力しながら県政の課題について取り組んで参ります。 県政報告会に参加下さいました皆さん、ありがとうございました。また、スタッフの皆さんにも心からお礼申し上げます。 またサイトをご覧いただいた皆さんにも感謝いたします。これからもご意見や、ご指導をよろしくお願い申し上げます。
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プロフィール

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  目片信悟
(めかたしんご)
詳細プロフィール

滋賀県議会議員
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